JIS規格に照らして、以下に「SCウインド」の性能を確認してみました。
(JIS規格) 断熱性:標準サッシでH -4等級(上から2番目) ☆遮熟複層ガラスに変更した場合 H -5等級(最高ランク) 気密性:標準サッシでA -4等級(最高ランク) 水密性:標準サッシでW-4等級(上から2番目) 防音性能:標準サッシでT -1等級(25d bダウンの性能) ☆ガラスを3mm+4mm変更した場合 T -2等級(30dbダウン)コラム2室内に大きな影響を及ぼすガラスの性能 建物の断熱・気密性能をいかに高めても、ガラス部分の断熱・遮熱性能が足りないと、建物全体としては、熟損失係数Q値の大きい家となってしまいます。
SCウインドの断熱・防露性能をさらに向上させているのが、板ガラスの間に熱伝導の低い空気の層を挟み込んだ複層ガラスです。
シール材で密封されているためにホコリが入らず、乾燥空気の封入によって内部結露を防いでいます。
これに加え、片側のガラス内表面に熱を反射する性質をもつ特殊金属膜をコーティングすることで、さらに断熱・遮熟性能を高めることができます。
◎高断熱複層ガラス(冬対策用) 金属コーティングしたガラスは室内側にして室内の熟が外へ放射されるのを抑えます。
◎遮熟複層ガラス(夏対策用) 金属コーティングしたガラスは室外側にして夏の日射熟の進入を抑えます。
「住み心地」の良い家 ここで「ソーラーサーキットの家」 に住む方々に、実際の 「住み心地」を聞いてみましょう。
まずは、人体や健康についてのプロフェッショナルである医師を職業とする居住者に語っていただきます。
K外科病院 リハビリテーション科 Yさん (石川県金沢市) ご自宅を建てるときに重視した点は? 入院している患者さんと接していると、家に帰-たがらないという例をよく見ます。
その一つの理由として、病院と違って自分の家は「寒い」、「動きにくい」ということがあるようです。
そういう経験から、自宅の建築についても、自分の親に「寒くて家に帰-た-ない」「家は動きにくいから帰りたくない」と思われないようにしたいと恩いました。
同時に、われわれ夫婦が将来障害を持っても、できるだけ長く自宅で過ごせるようにしたいと恩いました。
私はリハビリテーション医学が専門ですから、バリアフリーとかユニバーサルデザインの発想は当然ありました。
それに、「介護を受ける人」「介護をしやすい環境」という要素を加えた住宅にしようと考えました。
介護保険制度が始まって、特別養護老人ホームは個室化が進んできているものの、集団生活に変わりありません。
集団生活にストレスを感じる人は自宅介護または在宅看護になります。
だから、「親を介護しやすい」「将来自分が介護を受けやすい」という能力・機能を持つ家が必要となる。
わが家にはそういう能力・機能が備わったと思います。
どのような要素が必要でしょうか? バリアフリーにするだけなら、手すりをつける、段差をなくすなど、今どきの工務店ならどこでもできます。
でも本当はそういうことだけではダメなんです。
人は老化が進み、病気が加わると、歩行器を使うようにな-、やがて車椅子になるものです。
最終的なことまで考えるのなら、車椅子で動き回れるようにしておきたいですね。
自分で車椅子でトイレに行き用をたす、家族がチョット手を貸してお風呂に入る、できるだけ自分で入って上がってくる。
車椅子の生活では排港と入浴ができれば、家族はほとんど介護の手間は要りません。
家族の負担がぐっと減る。
そういう考えでバリアフリーにしないといけない。
退院する患者さんには初めから、車椅子対応の住宅にしましょう、と提案しています。
できるだけ廊下の少ない間取りで、寝室の横にトイレが必要。
そのそばに手洗いと浴室があればなおいい。
水場と寝室を近づける。
身体障害がある患者さんのことを考えると、夜中トイレに行く、風呂上がりに着替えるには寝室が横にあったほうがいい、などと勧めています。
そういうふうに部屋割りを自由にしようと思うと、木造軸組工法の家がよく、外張り断熱なら内部の温熱環境が均一にしやすいからもっといいと思います。
「ソーラーサーキットの家」を選択した理由は? 基礎から屋根まで断熱材ですっぽり囲まれているので、屋根裏が居室として使えるし、室内をフレキシブルに活用することができますから、症状の進行具合によって部屋の割-振りや使い方にさまざまな選択肢を持つことができることです。
あと、室内の気温を管理できるのもいいですね。
通常、病院では重症患者は室温24℃に保たれた環境ですごします。
患者さんは着衣1枚でいいので、看護もしやすいのです。
しかし、訪問リハビリや往診で患者さんの自宅を訪問すると、寒いからたくさん着込んでいます。
診察しにくく、訓練しに-い、介護もしに-い。
そのまま着続けると臭いも立ち込めて、不衛生です。
病院のように薄着にすればオムツを替えやすいし、お風呂も入れやすい、汚れた場合に着替えもしやすい。
動きやすく、リハビリもしやすいのです。
私は「 3運動(ニイヨン・こイヨン)」と「車椅子」をキーワードとした家を薦めています。
「24時間、24℃で車椅子対応の住宅にしましょう」という意味です。
リラックスできて、日々の生活が保障されて、家庭を中心とした人並みの行事に参加できる、それを保証するものが「自宅」 であると思います。
その時に高齢者であろうが、障害者であろうが、家族ができるだけ負担のかからない環境をつくってあげてしまえば、本人の精神的な負担「気兼ね」がな-な-ます。
そういう気兼ねができるだけ生じない環境をつ-つてしまえば、本人も伸び伸びと希望を言えるわけです。
換気についてはいかがですか? 計画換気に関しては、予想以上によかったです。
住んでみないとわからないものですね。
健康には空気のよどみがよくないので、この家では計画換気がもっともよかった点です。
抽料理をしたときも、愛犬の加齢臭も、トイレの臭いもまったく気になりません。
冬はいかがでしたか? 暖房については蓄熱暖房機を使い輯射熱で暖めたほうがいいと考えました。
56坪の家を蓄熱暖房機で、真冬に家中はほぼ20℃という状態になります。
普通に活動できる私自身は室温20℃が一番動きやすいと感じました。
オール電化ですが、真冬の電気代は、1か月3万円を超えません。
床暖房も検討しましたが、周辺部が寒-なること、ボイラーを使いたくないこと、メンテが心配、ということで採用しませんでした。
夏はいかがでしたか? 外が35℃の日、日中外出して夕方帰宅したとき、室内は32℃でした。
普通の家では40℃-らいになるはず。
帰宅後クーラーを入れると短時間で室温が下がり、クーラーの効きがいいですね。
夜寝るとき、1時間前から除湿して切ることや、明け方、家内がクーラーを入れることがたまにある程度です。
音の問題としては、上下の音が聞こえやすいです。
娘が泊まりに来たとき、上の音が聞こえるといいます。
家族だからいいですが、お客さまのときは気を遣うことがあります。
介護の状況は変わりましたか? 家を建てる前、父が肺炎で入院して退院するとき、実家の座敷をリフォームして徹底的に温度環境を整えたことがありました。
縁側に水洗トイレと温水の出る洗面台をつくり、床はフローリングに変え、キャスター付き電動ベッドを置き、介護にはバスタオル・着替えなどリネンが必要なので床の間にタンスを入れました。
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